ソロギターの日スペシャルライブ in 宮内家 2Days 2019/6/1(土)開場17:30 開演18:00 出演:南澤大介、伍々慧、まるやまたつや、奏帆 2019/6/2(日)開場17:30 開演18:00 出演:伍々慧、井草聖二、矢後憲太 会場:宮内家 6月1日は「ソロギターの日」。 この日に合わせて、Acoustic Guitar Worldとしては初の2Dayイベントを行った。 初日は奏帆さんのソロでスタート。全曲オリジナルで明るい曲調が中心。 最後の「Wish」はしっとりと聴かせてくれた。 まるやまたつやさんを呼び込み、デュオで「Beauty and the Beast」を演奏。 初めてのデュオだが、息のあった演奏を披露してくれた。 まるやまたつやさんのソロはニューアルバム「NEW HOME」の収録作品を中心に演奏。 しっとりとした曲からリズミカルな曲まで、幅広い音楽性と高い演奏能力を見せてくれた。 休憩をはさみ、伍々慧さんのソロ演奏。4枚のアルバムから5曲を披露。伍々さんの魅力と音楽性に広さが伝わる、バラエティに富んだレパートリーだった。 ソロのあとはまるやまたつやさんと、伍々さんの「Sailor」をデュエット。初めてのデュオだが、見事な演奏を見せてくれた。 ソロの最後は南澤大介さん。「ソロギターのしらべ」が人気であり、3曲の人気カヴァー曲と3曲のメロディアスなオリジナル曲を披露。これぞソロギターを演奏をしてくれた。 次の奏帆さんとのデュオで、奏帆さんのオリジナル曲「Snow Light」を演奏。ゆったりと美しい曲だが、さらに音に厚みを持たせて素晴らしい演奏となった。 デュオの最後は南澤さんと伍々さん。伍々さんのオリジナル曲「お月さま」と南澤さんのオリジナル曲「月」をメドレーで演奏。「月」つながりのオリジナル曲をそれぞれアプローチしてこの日ならではな演奏を披露してくれた。 アンコールでは、当初出演が予定されていた川畑トモアキさんのオリジナル曲「たからもの」を4人で演奏。手の不調で演奏活動を停止している川畑さんを見たかった観客に対してと、川畑さんへのエールも込めた、気持ちの入った4人の演奏でした。 6月2日は矢後憲太さんの演奏でスタート。 ノリのよい「85の夏」「Under the Sea」からしっとりとした「こころ」などで高い演奏能力と幅広い楽曲を披露してくれた。 2番手の井草聖二さんはバラードも魅力的で、見事なタッピングも披露、「Smile」や 「Windmill」では観客を巻き込んだ楽しいステージを繰り広げた。 最後の伍々慧さんは前日に続いての出演。 前日と2曲を同じ曲を演奏しているが、ガラっと変わったステージであった。特に「Romantica」「I got rhythm」「Autumn Leaves」はたたみ込むような圧巻の演奏だった。 デュオでは伍々さんと矢後さんが、伍々さんのオリジナル曲「You are my rainbow」を演奏。さわやかで歯切れよく、見事なデュオを披露した。 続いて井草さんと矢後さんが、矢後さんのオリジナル曲「Somewhere」を、軽快なMCから軽やかに演奏した。 デュオの最後は伍々さんと井草さんが、伍々さんのオリジナル曲「風待ち」を披露。井草さんのデュオアルバム「ROOM193」にも収録された曲で、息のあった演奏を披露してくれた。 アンコールでは3人で「Over the Rainbow」を演奏。しっとりと二日間にわたるイベントを締めてくれた。 二日間にわたり、それぞれの出演者が魅力的な演奏を繰り広げて充実したイベントになったと思います。 普段はソロ活動をしているギタリストたちなので、こういったイベントならではのデュオもたっぷりと演奏してくれました。 このようなイベントがソロギターのさらなる普及につながればと思います。
井草聖二