吉川忠英オンラインギタースクール オト塾 開講中!
シンガーソングライター、スタジオミュージシャンとして活躍するギタリスト吉川忠英によるオンラインギタースクールが開校している。
吉川忠英オンラインギタースクール オト塾
http://www.masterslabo.com/chuei/
吉川忠英といえばギターを弾く人であれば名前を知る人が多く、知らなくてもそのギターの音は必ず聴いたことがあるはずだ。「やさしさに包まれたなら」「涙そうそう」「桜坂」など、広い年代のヒット曲のレコーディングにアコースティックギターで参加している。
オリジナル曲の演奏とともに、数え切れないほどのミュージシャンの楽曲のレコーディングを行っており、豊富なキャリアによりアコースティックギターを知り尽くした日本を代表するギタリストである。
そんな忠英さんがオンラインでギタースクールで講師を行っていることは、多くのギターファンにとって気になるところだろう。
このスクールの独自のシステムをできるだけわかりやすく、説明してみたい。
現在は第二期であり、8月から始まっているがいつでも入会できる。
なお、第一期は「涙そうそう」をみんなで一斉にスタートし、3ヶ月かけて進められた。
第二期はいつでもスタートすることができ、楽曲も現在9曲公開されている。
・涙そうそう(第一期から継続)
・グリーンスリーブス
・浜辺の歌
・ふるさと
・赤いスイートピー
・やさしさに包まれたなら
・なごり雪
・大きな古時計
・ジャンバラヤ
それぞれの楽曲が「松竹梅」といった、初級者向けの「Show」、中級者向けの「Chiku」、上級者向けの「Buy」と3つのコースがある。「Show」はコードを鳴らすような初級者向けであり、上級者向けの「Buy」はメロディ、和音、ベースが入ったインストとなっている。
それぞれ自分の技術に合わせてスタートしても良いが、「Show」の動画もぜひ見てもらいたい。
オト塾代表の根本久子氏によると「曲ごとに忠英さんに解説をしていただいてますが、その中にいっぱいお宝が眠っています。例えばチューニングの仕方だったりカッティングの秘訣やリズムの秘訣とかちょっとしたことなんですけど、忠英さんが長年かけて築いてきたものです。だからすでに弾ける方も松竹梅を全部見てほしいです、そうすると目から鱗なことがいっぱい入っていて勉強になると思います」ということ。
動画は見本演奏と解説動画があり、見本演奏では3台のカメラで手元をアップにしたりして、とても見やすくなっている。これを繰り返し見ることができるのは大きなメリットだろう。
忠英さんがレコーディングに参加した楽曲も多いため、解説動画では当時のレコーディング秘話なども話している。
このスクールの一番の見所は、自分の演奏した動画を送ると、忠英さんから直接送られた方だけに向けてアドバイスが動画で戻って来るという点だ。
オンラインのスクールでは、見るだけにとどまるところが多い。しかし、それだと自分のわかっている部分から脱出することはできない。自分では気づかなかった自分の癖や、今のステージか抜け出せていない原因を講師の目線で、自分の演奏の良いところ、もっと良くなるところを指摘してもらうことで一段どころか、数段の階段を一気に駆け上ることができる。しかもその講師は日本のトップギタリスト。こんなチャンスはそうないのではないだろうか?
あと、ユニークなのが段位制度だ。音源を送ることで忠英さんがアドバイスをし、段位を決めて賞状を送ってくれる。一段から十段まであり、どんどん上に行くのもやりがいになるだろう。
年に二回、発表パーティーもある。
11月12日のイベントではアレンジ講座を予定しているということ。歌詞に対して曲をつけ、それを忠英さんがアドバイスをしてくれる。遠方の方も動画を事前に送ることで忠英さんがアドバイスし、この様子を動画で配信する予定ということ。
12月10日のイベントは発表会となり、発表しない人、スクールに入っていない人も参加可能で、このスクールがどのようなものかもわかるだろう。
以下が11月、12月のイベントの概要。
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11月12日 作曲&アレンジ講座
11月10日、提出締め切り。
あなたの曲を忠英さんがリアレンジしながらより良いアレンジの秘訣についてレクチャーしてくれます。
自分の曲が生まれ変わっていく体験を通してリズムの付け方、コードの付け方、アレンジのテクニックについて学ぶことができます。
12月10日 忠英さんを囲む会
12:30~14:30@東京、学芸大付近
忠英さんと直接お話したり、聞きたかったことを直接聞いたりできます。
またオト塾生が各自の成果を発表するコーナーもありますのでオト塾ってこんな感じというのも体験できます。
仕事場ではお話できない音楽話で盛り上がりましょう〜♪
詳細のお問い合わせ、お申し込みは
info@masterslabo.com
03-6869-2483
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あらたに公開を予定している曲もあり、「木蓮の涙」「君は天然色」と忠英さんのオリジナルである「伝言」の3曲だ。
料金体系はホームページでご確認ください。http://www.masterslabo.com/chuei/
日本を代表するギタリストにギターを学べるチャンスは多くない。近くにギター教室がない、ギター教室はあっても定期的に通うことができないなどの方には、このスクールのように自分のペースで練習をすることができ、いつでも質問可能というのは魅力的だろう。
なお、吉川忠英さんは全国をライブツアーでまわっており、ニューアルバムのレコーディングも進めているとのこと。これらの活動もぜひチェックしておいてほしい。
講師 吉川忠英先生
1971年、伝説のフォーク・グループ“THE NEW FRONTIERS”のメンバーとして渡米。西海岸を中心にコンサート活動を行い、和楽器を取り入れたフォークロック・グループとして注目を浴びる。“EAST”と改名し、米国キャピトルレコード社よりアルバム『EAST』を発売。全米デビューを果たす。帰国後シンガーソングライターとしてアルバムデビューし、同時にスタジオ・ミュージシャン、アレンジャー・プロデューサーとしての活動を開始。
アコースティックギターの第一人者として、中島みゆき・松任谷由実・福山雅治・夏川りみ・加山雄三・Chageなど、ニューミュージック系のアーティストを中心に数多くのレコーディングやコンサートに参加。 近年では、福山雅治『Golden Oldies』、夏川りみ『南風』、『岡本おさみアコースティックパーティーwith吉川忠英』などのアコースティックアルバムのプロデュースにおいても高い評価を得ている。
趣味で落語もおこなう。
オト塾代表 根本久子
'83 EASTWEST栃木大会ベストドラマー賞受賞
'86 BandExplotion北関東大会ベストドラマー賞
'88 EASTWEST全国大会ジニュアレディース部門ベストドラマー賞
某国立大学卒業後、小学校教師を経て ' 89 Picklesのリーダーとして東芝EMIよりデビュー作詞作曲、ドラムを担当。
NHKの藤子不二夫のアニメ「パラソルへんべい」の主題歌作詞作曲やCMソング等に起用される
バンド解散後、アーティストのサポートへ
(敬称略、以下、代表的なアーティスト)
加山雄三、森山良子、CHAGE、南こうせつ、 ムッシュかまやつ、新妻聖子、永井龍雲、 河合 その子、遊佐未森、ケラリーノサンドロビッチ、ハイポジ、笹川美和、辻香織、、、 など
吉川忠英とはチャゲのツアー&レコーディングで共演
音楽を通して世界中を笑顔にし、自由で豊かな 地上の楽園を作る一端を担うことを目標とし活動している
【2017/10/29】 |