ペッテリ:最後の「HOW TO CATCH A GHOST」は先ほどお話したカンテレのイメージがあるのが面白いと思います。
「HOWLING AT THE MOON」はテナーギターで演奏しています。ある日親戚のおじさんがギターを探すのを手伝って欲しいということで一緒に探したところ、マーティンの1966年製のテナーギターが良かったので購入したのですが、それを自分が弾いている時に生まれたのがこの曲です。それで、この楽器で演奏、収録しました。
「WALKING THROUGH THE RUINS OF DOUBT」の最後の部分はマイケル・ヘッジスの影響であることが、聴いてもらえばわかると思います。
「GOLDEN RULE」は70年代に活躍したオルガン奏者であるティミー・トーマスの影響を受けた曲です。
「FREEDOM RAG」はトミー・エマニュエル、押尾コータローの影響があると思います。日本のゲーム音楽に似ていると言われたこともありますね。
「I SING MMM」はジャマイカのダブ・ミュージックやジャーマン・テクノの影響が出ています。
「THE CLOCKWORK」「GOOD FRIEND」「SAN FRANCISCO DRIVE」は最近のフュージョンの影響を感じられると思います。
1984年フィンランド生まれ。
7才からクラシックギターを始め、ロックやポップスを好むようになり、エレキギター、ベースなどの演奏も始める。
マイケル・ヘッジスを聴きアコースティックギターを始め、オープンチューニングやタッピング、スラップなどを駆使し、スラム奏法を確立させる。
2007年ファーストアルバム「SILENCE!」リリース。
2009年セカンドアルバム「PHASES」リリース。
2013年カヴァーアルバム「直感(THROUGH THE EYES OF OTHERS)」リリース。
2017年サードアルバム「究明(RESOLUTION) 」リリース。
究明(RESOLUTION)
発売時期:2017年4月26日
レーベル:キングレコード
販売価格:2,808円(税込)
01.THE CLOCKWORK
02.PROJECTOR(WHEN SHE'S AROUND)
03.GOOD FRIEND
04.POOR BOY
05.SAN FRANCISCO DRIVE
06.I SING MMM
07.FREEDOM RAG
08.GOLDEN RULE
09.WALKING THROUGH THE RUINS OF DOUBT
10.HOWLING AT THE MOON
11.HOW TO CATCH A GHOST